来年2019年の消費トレンドを考えるうえで「月額・定額制で使い放題」に象徴されるサブスクリプション(サブスク)サービスは避けて通れません。所有から利用へ、消費スタイルが大きく変わりつつある今、どんな業界でも無視できない流れになっているのではないでしょうか。あのトヨタも2019年に、新車を乗り換えられる定額制サービスを始める見通しです。

 そこで日経クロストレンドでは「サブスク」の神髄が分かる記事を3本選びました。入門記事、成功の秘訣、失敗事例……じっくりお読みいただければ幸いです。

今の「定額制」、昔と何が違うのか


月額使い放題「サブスクリプション」が分かる必読記事3選(画像)

スーツも玩具も月額制 「サブスク」ビジネス3つの新潮流


「サブスク」サービスは、決して新しい概念ではありません。駐車場は月極めで停め放題、携帯電話の通話も定額でかけ放題が浸透しています。カタログ通販事業者なども「頒布会」と称して、月額会費制で毎月季節の食材などを届けるサービスを長らく展開しています。

 では、今どきのサブスクは何が違うのでしょうか。そこには3つの新潮流がありました。インターネット業界を長く取材する小林直樹記者が、チャート図付きで解説します。

成功した「高級バック借り放題」

月額使い放題「サブスクリプション」が分かる必読記事3選(画像)

継続率95% 高級バッグ借り放題、驚異のビジネスモデル


 サブスクサービスの成功例の1つとして挙げられるのが、高級バッグ借り放題の「ラクサス」です。

 エルメス、ルイ・ヴィトン、プラダ、グッチ、バレンシアガといった53ブランド、3万個超のバッグを月額6800円で好きなだけ利用できます。アプリの利用者は約25万人で、そのうち1万8000人が有料会員です。

 大きな成功要因は、月額6800円という値ごろ感でしょう。これをどう実現したのか、中村勇介記者がラクサスの厳しい顧客対応の実態と根底にあるポリシーを掘り下げました。

あのAOKIが失敗した理由

月額使い放題「サブスクリプション」が分かる必読記事3選(画像)

(続報)AOKIサブスク撤退の裏に4つの想定外


 話題のサブスクサービスだが、事業の成立は簡単ではない──。

 18年11月に判明した、AOKIホールディングスのサブスク型スーツレンタルサービス「suitsbox」の終了は、業界関係者に衝撃を与えました。

 なぜ短期で終了に至ったのか。AOKIのsuitsbox事業には、大きく4つの「想定外」があったことが分かりました。

 以上、サブスクリプションサービスを代表する記事を紹介しました。今後とも、日経クロストレンドをご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。