人間に似たその姿で、服を美しく、カッコよく着こなして客のあこがれと購買欲をかき立てる――というのが、従来型マネキンの役割だった。これに対し、業界で今、次世代型と称されるのは、ただ服をまとってステキと思われるだけのモノにとどまらない。

 最新技術を取り入れた「進化系マネキン」は、言うなれば人間を巻き込んでいく。客と会話をしたり、客の動向データを収集するマーケティング機能を備えたりと、これまでにはない付加価値で新しい地平を開きつつあるのだ。

 2016年のプロトタイプ発売以降、新作を次々に生み出すマネキンメーカー・七彩(ななさい)の先進的な取り組みが興味深い。

マネキンメーカーの七彩は「IMPシリーズ」と称する次世代型マネキンの開発を2014年より着手した。写真は、そのプロトタイプのイメージ例をグラフィックで描いたチラシ(画像提供:七彩)
マネキンメーカーの七彩は「IMPシリーズ」と称する次世代型マネキンの開発を2014年より着手した。写真は、そのプロトタイプのイメージ例をグラフィックで描いたチラシ(画像提供:七彩)
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