パンパン! 「よってらっしゃい みてらっしゃい!」「ありがとうございました~!」。近寄る人には声をかけ、離れる人にはお見送り。「ビッグクラッピー」はその名の通りウレタンゴム製の軟らかい手を大きく打ち鳴らす“拍手”ロボット。人感センサーで人の動きを感知、シーンに合わせて拍手しながらセリフを話す。バイバイワールド(東京・品川)が製造する。5月から100台の限定販売ですでに予約が多数入り、海外からも問い合わせが相次いでいる。

 大学院時代から「拍手マシン」の研究を続けてきた同社の高橋征資社長は、ソフトバンクの「Pepper」のコンテンツ制作にも長年携わっている。「Pepperで人間とロボットのコミュニケーションを学んだ。最先端のロボットを経験できたからこそシンプルなものに行き着いた。まだ後発のロボットに複雑なことをやらせるタイミングではない」(高橋社長)。より高度で複雑な能力を要求され続けるロボット界において「拍手して話す」だけのシンプルさに絞った背景とは。

本体電源を入れると5秒で「スイッチオン!」の声とともに自律動作を開始する
本体電源を入れると5秒で「スイッチオン!」の声とともに自律動作を開始する
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