利益率が低く、大量出店は不可能!?

 実際に食べてみて、どちらの店もそばはもちろん、天ぷらもこれまでのチェーン店と一線を画すクオリティに驚き、「人気が出て当然」と納得した。同時に、この価格を維持するための企業努力の大変さも感じた。いわもとQの岩本社長は「利益率は低い。12年間で4店舗までしか増えていないのはそれほどもうかっていないから」だという。

 だが毎年、開店と同数の飲食店が閉店しているといわれるなか、どの店も潰れずに続けられているのは、熱心なファンが多くいる証しでもある。こうした店の固定ファンが増えていくことで、そば店に新しい流れができるのではないかと感じた。

いわもとQはメニューをそばと天ぷらに絞っている
いわもとQはメニューをそばと天ぷらに絞っている
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嵯峨谷は生ビール(プレミアムモルツ)のジョッキが常時150円という驚きの価格
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(文/桑原恵美子)