炊飯を担当するキッチンはまるで戦場?

 審査会当日は、審査委員の来場に先立ち、朝早くからキッチンスペースで洗米および炊飯作業が行われた。米や水分の量、浄水および水道水の使用場面、とぎの回数などの工程は細かく規定されており、音頭取りのスタッフの掛け声に合わせ、米とぎを担当するスタッフが手際良く洗米を進めていく。

 とぎが終わると、内釜を炊飯用のキッチンへ運び、炊飯器をスイッチオン。炊飯器は、象印マホービンの「炎舞炊き」NW-KA10。ずらりと並べられた炊飯器が一斉に作動を始め、ほどなくして次々と蒸気を噴出させる光景は圧巻だ。

 炊き上がると、今度は炊飯器を載せた台車をキッチンに隣接する事務局に運び込む。なかなか慌ただしい。炊飯器の蓋が次々に開かれるにつれ、いかにも炊きたてといったご飯の香りが部屋の中に満ちる。炊き上がった米をほぐしておひつに移し、ぬれ布巾をかけて20分間放熱。そして、いよいよ審査開始だ。

浄水や水道水が入ったポットが林立するキッチンスペースでは、細かい指示に従って工程が進められた。米とぎには洗米器を使用
浄水や水道水が入ったポットが林立するキッチンスペースでは、細かい指示に従って工程が進められた。米とぎには洗米器を使用
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炊飯水の分量チェックも厳正に行われた
炊飯水の分量チェックも厳正に行われた
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とぎ終えた米は炊飯用のキッチンで炊き上げられた
とぎ終えた米は炊飯用のキッチンで炊き上げられた
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シャリ切りは、しゃもじを立てて4等分に切り、内釜に沿って大きく起こすというルール
シャリ切りは、しゃもじを立てて4等分に切り、内釜に沿って大きく起こすというルール
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しゃもじ3杯程度の米をおひつに移し、ぬれ布巾をかけて20分放熱
しゃもじ3杯程度の米をおひつに移し、ぬれ布巾をかけて20分放熱
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