PS VRの可能性に期待

PS VRを増産、TVの数だけ普及させたい、SIE盛田氏【TGS2017】(画像)
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――PS VRのインパクトや意義について、あらためて聞きたい。

 PS VRはゲーマーの夢だが、それだけではない。VRでは、これまでテレビと対面して見てきた映像の中に(仮想的に)入れるようになる。その感動は大きい。テレビ以来の革新といってもいいのではないか。われわれは1年近くPS VRを販売してきたが、とても大きな可能性を感じている。まずはゲームを楽しんでもらう。その後には、現時点では思いもよらないような映像体験が提供されるようになるだろう。(将来像として)テレビの数だけ、PS VRがあって不思議はない。

――「PS4の数」に限らず、「テレビの数」だけ普及を目指すということか。

 誤解がないように順序だてて言えば、PS4とテレビをつなげば、(VRを含め)すべての映像サービスが楽しめる状態を実現するのが目標だ。目指すは、「一家に一台プレイステーション」という世界。その中に、PS4 があり、PS VRがある。

 そのため、いかにPS4に振り向いてもらえるかが我々にとって重要だ。『グランツーリスモSPORT』(SIE)や『モンスターハンター:ワールド』(カプコン)など、多くの人が待ち望んでいたタイトルはほぼそろって、潜在ユーザーの興味は喚起できていると思う。PS VRはPS4の購入を迷う人を購入に向かわせる一押しになりうる。「PS VRを体験してみたら面白かったし、好きなタイトルも出たのでPS4を買う。PS4を買ったからPS VR用に限らず、他のゲームも楽しんでみる」、そんな好循環が生まれることを期待したい。

PS VRを増産、TVの数だけ普及させたい、SIE盛田氏【TGS2017】(画像)
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――『モンスターハンター:ワールド』の特別デザインのPS4 Proの発売が決まった。なぜ、Proとのコラボだったのか。

 カプコンによれば、『モンスターハンター:ワールド』は映像美の追求にも非常に力を入れているという。同社もわが社もその映像美をあますところなく体感できる状態で売りたい思いがあり、「PlayStation 4 Pro MONSTER HUNTER: WORLD LIOLAEUS EDITION」の投入を決めた。

PS VRを増産、TVの数だけ普及させたい、SIE盛田氏【TGS2017】(画像)
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(聞き手/根津 禎=日経エレクトロニクス、構成/赤坂麻実、写真/中村宏)