2019.04.05
15分
キリンビバレッジのパッケージデザイン開発
生茶のシェアを回復させた キリンのパッケージデザインの創り方(後編)
リニューアルで驚異的な大復活を遂げた生茶。そのデザインコンセプトをどう固めていったのか。難易度の高いパッケージデザインをどう社内調整して実現させたのか?後編ではいよいよその成功のポイントについて解説します。
備考 収録日:2018.10.22

【生茶のシェアを回復させた キリンのパッケージデザインの創り方(後編)】

 開発指針としては、「新しい緑茶カルチャーを創りだす未来のGreen Tea」というのを掲げました。もともと生茶というのは「現代的」で「洗練された」DNAをもっていたんですね。かつては。なので、その生茶だからこそ、緑茶の伝統や常識にとらわれることなく目指せる、ありたい姿かなと思っていました。

 コンセプトは茶葉の生命力をまるごと引き出した緑茶ということに決めました。茶葉の生命力をまるごと引き出した緑茶って、なんなのかということなんですが、まず味づくりをどうしていくかとなったときに、緑茶というのはどういうふうに淹れているかご存じですかね。だいたい茶葉を入れてお湯を入れて、急須から出すというかたちだと思いますが、けっこう緑茶は面白くて、同じ茶葉でも淹れ方によって違うんですね。お湯がすごく高温だと苦味や渋味が立ちますが、低温で淹れるとうまみが立ったりとか、同じ茶葉でも全然味わいが違うんです。そういった昔ながらの淹れ方や製法も大切にしつつ、どうしたら本当においしいお茶がつくれるのかなというのを試行錯誤しました。

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セミナー講師

  • キリンビバレッジ マーケティング本部 マーケティング部 商品担当 主任
    多摩美術大学出身。洋菓子メーカーやデザイン会社でデザイン制作を行ったキャリアを経て、2014年キリンビバレッジ入社。「生茶」、「moogy」のブランドを担当。

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水上 寛子
キリンビバレッジ マーケティング本部 マーケティング部 商品担当 主任