2019.03.08
15分
サブスクリプション事業を構築する
サブスク事業構築の基礎を学ぶ(後編)
後編では、サブスクを事業化する上で失敗例から何を学ぶべきか、何をKPIとして見ていくべきか?について解説します。顧客の分布をどういう形で想定してコスト構造を検討するかも含めて、サブスクビジネスを実践をするうえで気を付けておきたいポイントを学びます。
備考 収録日:2018.11.28

【サブスク事業構築の基礎を学ぶ(後編)】

 じゃあ、需要化するうえでのポイントということで、ここからがいよいよ実践につながる話なんですけども、いろいろ事例を見てきました。事例をばっと分析してどういうふうに分類できるかなということで、私のほうで分析したのがこれです。おそらく商品を選択する、かつ提供価値としてどういうところでやるか。

 それから流通データ付加価値提案みたいに分けると、まず商品というのがおそらく一定のなかから自由に選べるというタイプのものと、例えばairClosetみたいにキュレーションで、もうあなたに合ったものを最初からスタイリストが決めますみたいな、キュレーターがいるようなモデルと、もう決まったものですよねというモデルとたぶんこの3つが商品選択という意味ではまずあるだろなとか。

 それから提供価値という意味では定額で購入するというものと、定額でその利用ができるというものと、一定の消費とか、割引とか、一部機能の利用みたいな、たぶんそういうもので、ここはモデルとしての部分ですね。それからあと、店舗で利用するものと、初期だけ取りあえず送り届けるものと、毎月何か送り届けるものと、デジタルコンテンツで使うものがあったり。あとデータは取らないものと、最初だけ取るものと、ずっと利用状況を取るようなものもありますと。それから付加価値の提案はないものとパーソナライズで提案するようなものがあって。

 これをばっと今の事例で整理すると、こんな感じですよね。なので、たぶんそれぞれにいろんな特徴があって、一概にサブスクリプションと言っても様々だなというのは、これをこういう感じでちょっと分析整理してみると分かるのかなと。どれがいいとか悪いとかという話ではなくて、パターンとしてはけっこういろんなパターンがあるよというのがまずここの話です。

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セミナー講師

  • D4DR 代表取締役社長
    野村総合研究所在職中の1994年からインターネットビジネスのコンサルティングをスタート。日本発のeビジネス共同実験サイトサイバービジネスパークを立ち上げる。2002年よりコンサルティング会社D4DRの代表に就任。広くITによるイノベーション,事業戦略再構築,マーケティング戦略などの分野で調査研究,コンサルティングを展開している。経済産業省産業構造審議会情報経済分科会委員,情報サービス・ソフトウェア産業小委員会委員,青山学院大学大学院国際マネジメント研究学科ExectiveMBA非常勤講師などを歴任

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