上司が武勇伝や自慢話を始めると、背後の「先輩風壱号」のファンが回転し、部下に風が当たるという奇想天外な内容で飲み会“あるある”ネタを示し、幅広い年齢層からの共感を生んだ。炎上対策にも細心の注意を払い、得た手応えを今後に生かす。

リアルな会話を引き出すため、出演者は周囲の会社から集めた素人を起用した

 飲み会の席で先輩が自慢話を始めると、背後の扇風機が回り、文字通り“先輩風”が吹く──。そんな一風変わった動画「先輩風壱号」が170万再生を記録し、話題となった。火付け役は、「よなよなエール」など、ユニークな名前のクラフトビールを手掛けているヤッホーブルーイングだ。

 動画では、飲み会から風通しのいいチームづくりを促進するというコンセプト「チーム“ビール”ディング」が打ち出される。「社会に広まる会社の飲み会を嫌うムードを払拭することで、ビール需要の拡大を図る。また、大企業にはできない手法で当社オリジナルのメッセージを発信することにより、ブランドのファンを増やす狙いもある」(同社)という。