中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)はアプリの中で展開する独自のAIミニアプリ「百度智能小程序(バイドゥスマートミニプログラム)」を発表した。アプリ開発者は同プログラムを使うと、バイドゥおよび提携会社が運営する多数のアプリで新たな機能を展開できる。

バイドゥスマートミニプログラムの発表風景(バイドゥのサイトから引用)
バイドゥスマートミニプログラムの発表風景(バイドゥのサイトから引用)

 バイドゥは北京で2018年7月4日に開かれた同社主催のAI(人工知能)開発者大会「バイドゥ・クリエイト2018」で、同アプリを発表した。同社は12月までにはバイドゥスマートミニプログラムをオープンソース化する予定だ。

 ミニプログラムとは1つのアプリの中で動くプログラムで、ショッピングや配達、レンタルなど従来は単独アプリとして提供していたようなサービスを、ユーザーに別途アプリを追加インストールさせることなく利用してもらうことが可能だ。騰訊控股(テンセント)が提供するスマートフォン(スマホ)向けSNSアプリ「微信(ウィーチャット)」の中で動く「微信小程序(ウィーチャットミニプログラム)」が代表的な例である。

 本来ミニプログラムは特定アプリ内に限定されるが、バイドゥスマートミニプログラムは、バイドゥと提携している他の企業が展開するアプリなど多数のプラットフォーム上で利用が可能となるのが特徴だ。音声合成技術や画像認識技術、AR(拡張現実)技術などバイドゥの持つAI技術も提供される。

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