アリババ、テンセント、バイドゥの中国のテックジャイアント3社は、一体どのような人工知能(AI)やビッグデータの活用戦略を進めているのか。BATと呼ばれる3社のAIや自動運転、電子コマースや流通などイノベーションの最前線を、中国現地の専門家によるレポートなどから浮き彫りにします。原則として毎週BAT3社それぞれの情報をお伝えしていきます。
  • 2018.12.06
アリババがクラウドデータベース、書き込み速度が100倍以上に
中国EC最大手のアリババ集団は、遷移状態データベース(TSDB)を開発したと発表した。一般的なデータベースと比べ、TSDBはデータの書き込み速度を100倍以上、データ貯蓄コスト90%の削減を実現することで、データ分析能力の大幅な向上が見込めるという。
  • 2018.11.28
バイドゥ、AI人材能力を3段階評価で確立 人材育成に注力
中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、AI(人工知能)人材の能力を把握する目安を確立する。社内エンジニアの等級を初級、中級、上級の3段階に分ける。ディープラーニング領域における人材育成コースの開設や、ディープラーニングに精通する講師を呼び、人材の育成に力を入れる。
  • 2018.11.22
テンセントのブロックチェーン技術、信用審査で高い評価
中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は10月に中国政府系機関が開催したブロックチェーンのカンファレンスで、ブロックチェーンの信用における審査および評価で優勝した。同社の技術は電子インボイスやゲーム、金融、医療といった分野での応用を実現しており、今後もより広い分野で応用領域を拡大していく。
  • 2018.11.19
アリババの地図情報大手、利用者1億人 道路状況90%を把握
中国EC最大手のアリババ集団傘下で地図情報大手の高徳軟件(オートナビ)のデイリー・アクティブ・ユーザー(DAU、1日当たりの利用者数)が1億人を突破した。中国の地図サービスでは初めて1億人を超える。
  • 2018.11.14
テンセントのアプリ、目と画面の距離40cm以下でぼやける機能
中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は、スマホ画面に顔が近づき過ぎるのを防ぐ「目を守る実験室」と名付けられた機能を開発した。顔と画面の距離が40センチメートルより近くなると、画面が自動的にぼやける仕組みだ。
  • 2018.11.09
バイドゥ、地図サービスにAI全面導入 年内に駐車場情報を網羅
中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、同社が提供するモバイル地図サービス「百度マップ」へAI(人工知能)を全面的に導入し、「人工知能マップ」という次世代の地図サービスで利用者の外出をサポートする。
  • 2018.11.07
アリババの都市基盤クラウド、信号制御で救急車の到着時間を半減
中国EC最大手のアリババ集団は、交通信号機などの交通設備や警察の持つ移動端末などをクラウドに接続し、都市のスマート化を加速する。杭州での試験運転の実験結果では、救急車の現場到着にかかる所要時間を従来の状況と比べて48.9%短縮させた。
  • 2018.11.01
バイドゥ、自動運転を「道路ごと」スマート化 特区の道路を設計
中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2018年9月14日、車と道路が相互に通信して連携する「アポロ車路協業計画」を発表した。年末の連携開始を予定する。同社の自動運転開発プロジェクト「アポロ」を基盤として、人と車と道がつながるスマート交通の構築を目指す。
  • 2018.10.26
テンセントのAI診断補助、脳疾患を早期発見 人間医師と8割一致
 中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は、北京天壇医院およびドイツの医療関連製品会社ビー・ブラウンとAI(人工知能)を利用した脳血管疾患の診断補助機能の開発プロジェクトを始動した。テンセントのAI診断補助機能「騰訊覓影(テンシュンミーイン)」で脳血管疾患の早期発見が可能になる。
  • 2018.10.22
アリババのB2B流通サービス、零細店舗100万超が利用
中国EC最大手のアリババ集団の傘下である「天猫小店(Tモール零細店舗)」は2018年9月7日、B2B(企業間取引)専門のアリババ系商品流通プラットフォーム「零售通(リンシャオトン)」を利用している零細店舗が100万を超えたと発表した。この数は中国全体の零細店舗数の6分の1を占める。

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