Watcher 中国テックジャイアント

アリババ、テンセント、バイドゥの中国のテックジャイアント3社は、一体どのような人工知能(AI)やビッグデータの活用戦略を進めているのか。BATと呼ばれる3社のAIや自動運転、電子コマースや流通などイノベーションの最前線を、中国現地の専門家によるレポートなどから浮き彫りにします。原則として毎週BAT3社それぞれの情報をお伝えしていきます。

目次

  • 2018.07.20
アリババ、AI視覚システムを向上 16時間の動画を1分で処理
中国ネット大手のアリババ集団は2018年7月4日、スマートシティを構築する上で基盤となるシステム「ETシティブレーン」に新たな人工知能(AI)機能「天擎(ティエンチン)」を追加したと発表した。これにより16時間の動画を1分で処理できるようになる。アリババはETシティブレーンを通してAI技術を都市の治安関係者に提供していく。
  • 2018.07.18
テンセントの医療診断補助機能に大腸がん向けAIを追加
中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)はAI(人工知能)による診断補助機能「騰訊覓影(テンシュンミーイン)」に大腸の腫瘍を検査するAIシステムを新たに追加したと発表した。
  • 2018.07.13
アリババと通信キャリア「3香港」が戦略提携 香港をIoT都市に
中国電子取引商(EC)最大手のアリババ集団は2018年6月26日、香港通信大手ハチソン・テレコミュニケーションズ香港(HTHK)傘下の通信キャリア「3香港」と戦略提携を締結した。双方はクラウドコンピューティングやビッグデータ、AI、IoT、ネットワーク、情報セキュリティーの分野で協力する。年末までに実際の応用サービスを開始する予定だ。
  • 2018.07.11
バイドゥ車載ナビシステム、中国BYDの全車へ導入
中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)が中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)の車載システム「アポロ」を全系列の自動車に導入することを発表した。双方はこれを契機に自動運転の領域で全面的に協力していく。
  • 2018.07.06
バイドゥが世界最大規模の画像認識コンテストで優勝
中国ネット検索最大手の百度(バイドゥ)の開発チームは2018年6月23日、大規模な画像認識コンテストで優勝したと発表した。今回のコンテストではデータのカテゴリーが1000種類から5000種類に、ディープラーニングに使用される画像データの数量が240万枚から1600万枚へと大幅に増えた。バイドゥは自社の画像認識技術を外部に向けて開放していく。
  • 2018.07.04
テンセントがAIで診断補助機能など提供、レントゲン画像分析も
中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は2018年6月21日、病院向けの診療補助オープンプラットフォームと、同プラットフォーム上で利用可能なAI(人工知能)診断補助機能「騰訊覓影(テンシュンミーイン)」の提供を開始した。騰訊覓影には医療画像の分析機能もあり、レントゲンなどの画像を分析できる。
  • 2018.06.29
テンセントが上海の交通機関と提携、QRコードで乗車可能に
中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)は2018年6月15日、上海市で交通サービスを提供する国営企業と戦略提携した。公共路線バスでテンセントの電子決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」を利用した乗車を可能にする計画だ。乗車時にネットに接続していなくても、つながったタイミングで決済の処理をする。料金が不足してもウィーチャットペイの残高をマイナスにして乗車できる。
  • 2018.06.27
アリババのW杯中継が最高の視聴者数、ゴールで“お年玉”配布
中国のネット大手のアリババ集団は2018年6月15日、サッカーのワールドカップ(W杯)初戦の生中継で同時視聴者数1200万人を達成したと発表した。過去最高となる記録で、地方都市やスマートフォンでの視聴が伸びたことが要因だ。アリババは今年5月にW杯の生中継の権利を獲得しており、傘下のネット動画サービス「優酷(Youku)」が配信している。従来に比べて高画質でスムーズな映像を提供することなどで、利用者増を実現した。
  • 2018.06.22
バイドゥが人民日報と提携、記事執筆のAIも開発へ
中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2018年6月11日、中国共産党の機関紙である人民日報と提携した。バイドゥがオンラインで情報発信するためのプラットフォームや各種技術を提供。新たなコンテンツサービスのほか、記事を執筆するAI(人工知能)の開発など、新たなメディアの方向性を模索する。
  • 2018.06.20
アリババがAIで農業改善、豚の画像認識など3分野
中国ネット大手のアリババ集団は2018年6月7日、AI(人工知能)で農業の課題を解決する取り組みを始めると発表した。養豚、果樹の栽培、農作物の流通管理の3分野から取り組む。高付加価値化や効率化で、農業の抱える課題解決を目指す。

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