約3万人を対象としたインターネット調査により、日本人の消費生活の実態に迫る連載企画。今回は靴・シューズブランドの人気ランキング。この5年間でランキングがどのように変わったのかを分析する。

 ブランドデータバンク(bdb)が約3万人に向けて「あなたが持っていてお気に入りの靴・シューズ」を聞いたところ、2013年の男女1位、18年の男女1位と、不動のトップに輝いたのは「ナイキ」だった。

 ナイキは、さまざまなブランド、デザイナーとのコラボレーションモデルや、アプリや公式サイト、店舗で抽選販売するスニーカーの入手困難さなどが度々話題になる。こうしたファッション分野に加え、近年は、国内外のマラソン大会などでも選手の着用ブランドとして注目を集める。ファッションとスポーツの両分野で快走を続け、5年間にわたってトップの座を守り続けている。

男性トップ10は主にスニーカー

 18年の男性の回答に着目すると、4位の「リーガル」以外はトップ10をスニーカーブランドが占める。順位を上げたのは、3位「ニューバランス」、8位「VANS」、10位「リーボック」の3ブランドだ。

ニューバランスは、ナイキと同じく、ファッションとスポーツの両方で支持を得るブランド。低価格でカジュアルなモデルが多いVANSは、6位「コンバース」と双璧を成すローテクスニーカーブランドだ。リーボックはフィットネスなどの分野に強い。

 男性の10位以降を見ると、トップ10と対照的に、革靴ブランドが多く並ぶ。11位には順位を下げたものの「ホーキンス」がランクインし、革靴を中心に幅広く商品をそろえる「クラークス」が13位に浮上。若年層に人気の「ドクターマーチン」や、本格的な作りの革靴を比較的安価にそろえる「スコッチグレイン」は18位に順位を上げている。順位を下げたものの、12位の「ティンバーランド」や15位の「レッドウィング」といったブーツブランドも健在だ。