日本電機工業会(JEMA)が2019年1月28日に発表した民生用電気機器(いわゆる白物家電)の18年の年間国内出荷金額は約2兆4453億円。前年比4.1%増と3年連続のプラスとなった。

 18年夏は全国的に気温の高い日が続き、ルームエアコンなどの主要製品が好調に推移。白物家電全体では1997年以降最も高い出荷金額となった。同日発表した18年12月の国内出荷金額は約2354億円で、前年同月比7.8%増と8カ月連続のプラス。

 ルームエアコンの18年の年間出荷金額は7909億5600万円(前年比9.4%増)だった。出荷台数は965万台(同8.1%増)と3年連続のプラス。データの確認できる1972年以降、過去最高の出荷台数となった。12月の出荷金額は554億2000万円(前年同月比14.0%増)で、出荷台数は62万7000台(同10.9%増)だった。金額、台数とも11カ月連続で前年同月を上回り、またいずれも6カ月連続で2桁伸長していて高い水準を維持している。

 電気冷蔵庫の18年の年間出荷金額は4378億8200万円(前年比3.3%増)だった。出荷台数は393万3000台(同1.6%増)となり、3年連続で前年を上回った。容量別構成比を見ると、大容量クラスへのシフトは落ち着きを見せている。12月の出荷金額は374億400万円(前年同月比17.8%増)で、台数は31万台(同6.4%増)だった。金額は2カ月連続、台数は3カ月連続でプラスとなった。

 電気洗濯機の18年の年間出荷金額は3478億7600万円(前年比6.1%増)だった。出荷台数は464万3000台(同0.8%増)と3年連続のプラス。全体の約9割強を占める全自動洗濯機は、まとめ洗いや大物洗いへのニーズが高まり大容量へとシフトしている。12月の出荷金額は361億5500万円(前年同月比7.1%増)で、出荷台数は45万3000台(同2.7%減)だった。金額は6カ月連続のプラスだったが、台数は4カ月ぶりにマイナスとなった。

 電気掃除機の18年の年間出荷金額は1038億9300万円(前年比±0.0%)だった。出荷台数は495万台(同0.9%減)と5年連続のマイナス。キャニスター型の台数構成比は減少する一方で、縦型(スティック型)の構成比が伸長している。12月の出荷金額は137億800万円(前年同月比9.5%増)だった。出荷台数は66万3000台(同5.3%増)となり、3カ月連続のプラスとなった。

電子レンジは単機能が好調、ジャーはIH式が7割に

 電子レンジの18年の年間出荷金額は970億1100万円(前年比0.9%減)だった。出荷台数は343万4000台(同0.8%減)と、3年ぶりのマイナス。全体の約7割弱を占めるオーブンレンジは微減だが、温め機能のみの単機能レンジの出荷が増加している。12月の出荷金額は129億2300万円(前年同月比5.1%減)だった。出荷台数は44万9000台(同7.6%減)と、2カ月連続のマイナスとなった。

 ジャー炊飯器の18年の年間出荷金額は1105億4600万円(前年比4.2%減)だった。出荷台数は545万8000台(同2.0%減)となり、3年連続のマイナスとなった。味や食感を追求したIH式が全体の約7割強を占めている。12月の出荷金額は137億3400万円(前年同月比0.3%減)だった。出荷台数は67万台(同1.1%増)となり、3カ月連続のプラスとなった。

 IHクッキングヒーターの18年の年間出荷金額は761億5800万円(前年比0.3%増)だった。出荷台数は77万4000台(同1.7%増)となり、3年連続のプラスとなった。清掃性や調理機能の向上も進み、堅調に推移している。12月の出荷金額は69億5200万円(前年同月比1.4%減)だった。出荷台数は7万台(同1.2%増)となり、3カ月連続のプラスとなった。