虎屋17代目の黒川光博社長に、とらや 赤坂店のリニューアルにまつわるエピソードから、老舗企業として変えることと変えないことの判断、どのように伝統の技を磨き続けているかなどを聞きました。

 本連載は、「この人の『勘』や『感』の見方を知りたい!」と思った方にお会いし、仕事に「勘」や「感」は必要なのか、そして、どのように磨けばいいのかについて、成功談も失敗談も含めて聞いていくものです。それも、難しい書き言葉ではなく、分かりやすい話し言葉で。読者の皆さんにとって、未来に向けたヒントになれば幸いです。

 今回は前回に続き、虎屋の社長である黒川光博さんに登場いただきます。前回は、新装オープンしたばかりのとらや 赤坂店について、途上で低層プランに切り替えた理由は、人の心に根差したものが求められていく時代と感じたからだということ、社長は大きなことをはっきりさせる役割であることなどのお話を伺いました。

 今回は、長い歴史を築いてきた企業として、変えることと変えないことの判断、どのように伝統の技を磨き続けるかなどについて、赤坂店のリニューアルにまつわるエピソードも含めて聞きました。

黒川光博社長は虎屋の17代目。「大切なのは、過去でも未来でもなく、今、この時」を持論とする経営者。学習院大学を卒業して虎屋に入社、1991年に父親から会社を引き継ぐ。全国和菓子協会名誉会長、一般社団法人日本専門店協会顧問
第29回
虎屋社長決断の裏側 とらや赤坂店の高層ビル化計画を低層に変更
第31回
虎屋社長、反対を押し切って店内に「自販機」を設置した真意