「日経クロストレンド」は、企業のマーケティング業務従事者(マーケター)が抱えている課題や転職意向などリアルな実態を明らかにするため、4月の創刊に先立ってアンケート調査を実施した。マーケティング業務で重要だと思うことと、自社で実現できていることのギャップを調べたところ、デジタルへの対応に課題があることが明らかになった。

 「あなたがマーケティング業務で重要だと思うことは?」を問われたら何と答えるだろうか?

 「ターゲットに適したメディア選定」「商品売り上げなどの需要予測」「広告クリエイティブの向上」「キャンペーン・プロモーションの効果測定」──などなど、実務経験を積んだマーケターならいくつも挙げられそうだ。では、「それは自社で概ね実現(達成)できているか?」と聞いたらどうだろう? 饒舌に持論を語っていたマーケターの口が急に重くなるケースが少なくないようだ。

 アンケート調査では、重要テーマの選択肢を「マーケティング施策」面で19個、「社内体制・組織」面で9個用意し、複数回答可で選んでもらった。マーケティング施策の選択肢は、冒頭に挙げた「ターゲットに適したメディア選定」など。社内体制・組織の選択肢は、「商品開発と広告宣伝など社内の部門連携の強化」「ジョブローテーション制度の再考」といった具合だ。

第2回
「達成感」の決め手は昇給より挑戦できる自由度──独自調査
第4回
デジタルマーケ部門に縮小・廃止の動きも──独自調査