「日経クロストレンド」は、企業のマーケティング業務従事者(マーケター)が抱えている課題や転職意向などリアルな実態を明らかにするため、4月の創刊に先立ってアンケート調査を実施した。本調査は、日本アドバタイザーズ協会、同・Web広告研究会、日本マーケティング協会の協力を得て、362人が回答した。第2回は、転職意向との相関が浮き彫りになった「達成感」について、その決め手となる要素に迫りたい。

 「今後もマーケティング部門で活躍したい」と考える仕事愛にあふれるマーケターが過半数を占めるものの、思い描いている舞台は現在の勤務先とやがて転職した先の二手に分かれる。

 これを左右するのが、マーケターとして達成感ややりがいを感じるか否かだった(第1回の記事参照)。達成感を感じる人の多くは「今の会社でマーケティング業務」を希望し、達成感に乏しい人は「やがて転職してマーケティング業務」を希望する人が多数派だった。

 「いや、転職希望は結局のところ給料の満足度が低いからじゃないの?」「業績が思わしくない会社なら転職も考えるよね」──。そんな声も聞こえてきそうだ。それではまず転職意向と勤務先の業績の関係から見ていこう。