音声AIアシスタント「Amazon Alexa」などを通じて普及する音声UIは、今後スマートフォンに匹敵するインパクトをもたらすのか否か。特集「ボイス経済圏の未来~アマゾンのAI戦略から読む」に連動して、日経クロストレンドの“ご意見番”である「アドバイザリーボード」の面々が語る。

音声UI×「ビジョンセンサー」が次の波 パロアルトインサイト・石角氏(画像)

 特集「ボイス経済圏の未来~アマゾンのAI戦略から読む」では、AIスピーカーの「Amazon Echo」に搭載されている音声AIアシスタント「Amazon Alexa」などの音声UI(ユーザーインターフェース)の可能性を徹底取材。果たして音声UIは、今後パソコンやスマホなどにおけるキーボードとスクリーンといった既存のUIに代わる存在になるのか。5年先、10年先の未来を探っている。

 現状は、声で問いかける自然さからITリテラシーのない人にも使いやすいといった利点がある一方で、多数あるAlexaスキルのうち、実際に自宅で使われているのは天気予報や音楽再生といった一部に限られ、Amazonでの買い物もリピート注文以外ではスマホを使ったほうが楽に済ませられるなど、音声UIの可能性を十分生かせているとは言い難い面がある。また、ビジネス活用でも、パルコがAlexaスキルを開発して館内の案内サービスを始めようとしたり、居酒屋で注文を受ける試みが始まったりしているが、いずれもテスト的な展開だ。

 音声UIは黎明期の技術だけに、皆が興味を持っているが、誰も「答え」を持っていない。そんな音声UIの将来を各界のプロはどう見るのか。日経クロストレンドの“ご意見番”である「アドバイザリーボード」で意見を集めた。

第5回
米国で普及率2割、毎日利用6割 「話しかける時代」はもうすぐ
第6回
Amazon Echoの音声UIは一次ブーム、「一問一答の壁」で沈静化か