全5回
アリババグループといえば、「淘宝(タオバオ)」や「天猫(Yモール)」といったECを運営する中国最大の企業として、また、中国を代表する決済アプリ「支付宝(アリペイ)」を運営するアント・フィナンシャル・サービスグループを傘下に抱える企業として、そしてソフトバンクの孫正義氏が大株主の企業として、日本でもよく知られている。しかし、実はアリババが営むビジネスは多岐にわたる。今回は、その中でも、中国最大にして世界でも「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」、マイクロソフト「アジュール」に次ぐ市場シェア3位のクラウドサービスに成長している「アリババクラウド」と、中国の地方都市にある100万以上のリアル小売店をデジタル化してネットワークし、商品を販売する「アリババLST」を取り上げる。各部門のキーパーソンを取材し、日本ではまだそれほど知られていないアリババクラウド、アリババLSTの実力を解き明かす。
  • 第1回
  • 2019.05.07
五輪ファン拡大にまい進するアリババクラウドの深謀遠慮
アリババ集団の多彩な事業を下支えするクラウドサービス「アリババクラウド」は、中国市場でシェア1位、世界市場でシェア3位と最近、急成長中。最高位(TOP)スポンサーとしてクラウドサービスを提供する五輪・パラリンピックで、国際オリンピック委員会(IOC)の期待以上の実績を上げ、中国以外の市場へ浸透を狙う。
  • 第2回
  • 2019.05.08
「IoT薬箱」の実現へ アリババクラウドがIoTで市場開拓
アリババ集団が運営するクラウドサービス「アリババクラウド」は、ネットに接続された多くのデバイスから送られるデータを収集・分析し、デバイスもコントロールする「IoTプラットフォーム」を、エッジコンピューティングと組み合わせたハイブリッドシステムに仕立てて、強みとして打ち出す。
  • 第3回
  • 2019.05.09
生産効率5%改善…アリババクラウドのAIは数字で成果を示す
アリババ集団が運営するクラウドサービス「アリババクラウド」のもう1つの売りが、主要産業ごとに特化したAI(人工知能)が様々なビッグデータを分析して、利用企業に具体的な成果をもたらすソリューション「ETブレーン」だ。2019年からは短期的な収益拡大と長期的なブランド向上を両立させる新たなフェーズに入った。
  • 第4回
  • 2019.05.10
日立、資生堂…日本企業が中国でアリババクラウドを導入するワケ
中国に進出した日本企業の中で、アリババ集団が運営するクラウドサービス「アリババクラウド」を利用するケースが増えている。導入の決め手は「価格」「中国のビジネス環境を踏まえた機能やサービス」「広域利用のしやすさ」。日本企業の現地法人に導入を働きかけてきた野村綜研(北京)系統集成と、実際に利用に踏み切った日立製作所に実情を聞いた。
  • 第5回
  • 2019.05.14
中国の地方で日本商品も販売!零細店を組織し販路にしたアリババ
EC最大手、支払いアプリ「支付宝(アリペイ)」の運営、新小売の展開、クラウドサービスの提供……。中国・アリババ集団(アリババグループ)の強みはこれらだけではない。中国の中小・零細小売店約130万店をネットワーク化し、仕入れ、物流、マーケティングなどの機能を提供するBtoBプラットフォーム事業でも、日用品・消費財分野で中国最大手の地位を確立している。

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