イノベーションには「開発には多額の投資が必要」といったイメージを抱きがちだが、潤沢な経営資源・体力を持たない中堅中小企業も、知恵とアイデアを出し合い、新しい商品やサービスを次々と開発している。これが「身の丈イノベーション」だ。ちょっとした工夫、ユニークな発想で成果を上げている身の丈イノベーションを実現するための重要なポイントを、事例で解説する。
  • 第12回
  • 2019.04.15
大阪流の笑いが生む水栓金具 売れなくても作り続ける本当の理由
「おもろい蛇口を作る」として話題の水栓金具メーカー、カクダイ。新製品の成果は意外なところにあった。社員の士気が上がり、社員の家族も水栓金具に関心を持ち始めた。そこからもアイデアが広がるなど、「お笑い」が好循環につながった
  • 第11回
  • 2019.04.08
製品名に「どっか~ん」も 大阪流の笑いが生む新発想の水栓金具
ハンドルが大きい「どっか~ん」、引っ張ったら伸びるような「びよ~ん」。これらは大阪市の水栓金具メーカー、カクダイの製品名。あえて奇抜にすることで社員の発想力を豊かにし技術力の向上に生かした。売上高は年3%増と堅調に推移している。
  • 第10回
  • 2019.04.01
客室や料理も子供重視のホテル 当初は従業員たちが手作りで改装
今回は、ロイヤルホテル那須の後編。客室階の一番下になる4階を親子連れのフロアとして改装したのは、子供が飛び跳ねても下の階から苦情が来ないからだ。「子供重視」の狙いが当たり、4階の設備投資は今後2~3年で回収できるという。
  • 第9回
  • 2019.03.25
子供が遊べる仕掛け満載 親子連れに狙いを絞ったホテルが大人気
栃木県のロイヤルホテル那須は親子連れにターゲットを絞り、客室やフロアの一部を子供の遊び心をくすぐるデザインに改装した。すると旅行サイトで評判が広がり、客室単価や集客率の上昇につながった。2018年度の売上高は前年比9%アップした。
  • 第8回
  • 2019.03.18
スーツに見える作業着、農家やマンション管理人にも広がった理由
ユニークな発想とちょっとした工夫で新商品やサービスを開発し、成功している中堅中小のイノベーター企業を追う本連載。今回は、スーツのように見える作業着で注目されるオアシスライフスタイルグループ(東京・港)の後編。
  • 第7回
  • 2019.03.11
水道工事会社が「スーツに見える作業着」でアパレル事業に進出
オアシスライフスタイルグループ(東京・港)が傘下の水道工事会社の作業着を刷新。スーツのようなデザインにしたところ評判が広まり、2017年12月にアパレル会社を立ち上げ、18年3月から外販した。その結果、年間で1億円を売り上げた。
  • 第6回
  • 2019.03.04
ワイヤレス給電で食卓やカフェを変える 電源メーカーの挑戦
ユニークな発想とちょっとした工夫で新商品やサービスを開発し、成功している中堅中小のイノベーター企業を追う本連載。今回は産業機器向け電源メーカー、ベルニクス(さいたま市)の後編。
  • 第5回
  • 2019.02.25
ワイヤレス給電で簡単保温 電源メーカーが作る家庭用マグカップ
産業分野の電源装置メーカーであるベルニクス(さいたま市南区)が、2019年4月からテーブルウエアの分野に進出するとして注目されている。得意の電源技術を生かし、ワイヤレス給電で保温・加熱できる家庭用のマグカップや卓上照明を開発した。
  • 第4回
  • 2019.02.19
播州織ブランドの認知度が向上 デザインを軸に地域活性化も推進
今回は3回目で取り上げた島田製織の後編。新卒で入社した自社ブランド「hatsutoki」のデザイナー、村田裕樹氏は新しいセンスで作ったカタログや自信のある商品のサンプルをショップに送るなど営業活動も手掛け、ビームスなど少しずつ販路を拡大した。そんなとき人気デザイナーを西脇市に招いた。
  • 第3回
  • 2019.02.12
低迷した播州織ブランドが復活へ ビームスや三越も販売
業績が低迷していた兵庫県西脇市の織物商社、島田製織。打開策として2010年に始めた播州織による婦人服と服飾雑貨の自社ブランド「hatsutoki(ハツトキ)」が、今ではビームスや日本橋三越本店など大手流通でも販売されるまでに。背景には思い切ったブランディングや人材活用があった。

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