デジタル変革の掛け声は大きいが、具体的に何を実現するべきなのか見定められていない企業は多い。その理由の一つは、デジタル変革時代に備えるべきは「未見の敵」だからだ。長年の競合とやり合うのであれば、いくらでも経験はあるし、30年来殴り合っている敵のやり口もなんとなく分かる。ところが、近年は、全く違う業界からテクノロジーを手にした見たこともない敵が急に殴りかかってくる。このような未見の敵に備えるためには、自分たちの業界のことだけを見るのではなく、さまざまな業界の動向を見ておく必要があるし、そのなかに未見の敵への備えのヒントもある。このような不慣れな他業界の話を噛み砕いて伝える。
  • 第9回
  • 2019.03.22
メルカリ需要で千客万来 ミスターミニットの新商機
「ミスターミニット」がもうかっている。運営するミニット・アジア・パシフィック(東京・台東)によると、ミスターミニット事業の売上高は過去5年間で3割増しだ。なぜか。
  • 第8回
  • 2019.03.15
リクルートの金融サービスはなぜ気が利いているのか?
リクルートグループが金融サービスに力を入れている。「じゃらんnet」や、「ホットペッパー」「SUUMO」など既存サービスを活用している法人顧客向けに融資を行うものだ。一時的で少額の資金繰りに悩む中小企業は多い。そのような悩みを持つ企業に対して迅速かつ簡便に貸し付ける。
  • 第7回
  • 2019.03.08
中学受験とテクノロジーを考える 太い人間関係は金になるのか?
『2月の勝者』というマンガがある。タイトルは、2月1日からの数日間が都内の主要私立中学の入試日であることに由来する。2月1日の試験会場の様子はどうだったのか。ドコモ・インサイトマーケティングが提供する「モバイル空間統計」を使って見てみよう。
  • 第6回
  • 2019.03.01
インフル予測の鍵は湿度データ 購買予測の鍵は何のデータ?
2018~19年にかけて猛威を振るったインフルエンザ、その流行予測には湿度データが鍵を握るという。マーケターが知りたい消費者の購買意向を知るには、金融機関が保有するデータにもっと着目すべきだ。異分野のデータ活用は大きな成果を上げる可能性を秘める。
  • 第5回
  • 2019.02.22
「繰り越せない在庫」の有効活用に商機あり
その日その場でしか消費できない資源は「繰り越せない在庫」と呼ばれる。ホテルやエアラインでは既に在庫対策が進んでいるが、その動きは外食、フィットネスなどさまざまな分野に広がり始めている。
  • 第4回
  • 2019.02.15
居心地のいいトイレがもたらす問題を、IoT錠前で解決する
トイレが清潔になり、スマートフォンの普及で居心地のいい空間に変わっていることが、個室トイレの効率利用を妨げている。そうした問題を解決するのかもしれないのがIoT化した錠前だ。
  • 第3回
  • 2019.02.08
イケアが成功モデルを変革へ 家事代行サービスを買収した意味
ネット通販の拡大によって、客が店舗に来なくなった時代の顧客接点とは──。この多くの企業が抱える悩みを解決するヒントが、大手家具販売のイケアによる家事代行の米タスクラビットの買収にある。
  • 第2回
  • 2019.02.01
顧客を協⼒者に仕立てる Netflixとスキーホテルの工夫とは?
東北にあるカップル向けのスキー場併設ホテルは、豪雪期には清掃スタッフの確保が難しい。そこで宿泊客を協力者に仕立てることで人手不足を乗り切った。一体どういう工夫をしたのだろうか。こうした顧客を協力者に仕立てる方策は、さまざまな業界、局面で応用が利く。
  • 第1回
  • 2019.01.25
洗濯機が不登校問題を解決!? データで発見した意外な新市場
デジタル変革時代に備えるべき相手は、研究し尽くした同業種ではなく、異業種にいる「未見の敵」。本連載は国内外の多様なデジタル変革事例を調査する野村総合研究所の鈴木良介氏が、未見の敵への備えのヒントになる事例を紹介していく。第1回は小学校に寄贈した洗濯機が意外な効果を発揮した例だ。

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