日経クロストレンドのアドバイザリーボードの面々が、「ポスト平成」の注目キーワードを占う本特集。米シリコンバレーのAI企業、パロアルトインサイトCEOである石角友愛氏は、AI(人工知能)と人間、そしてクラウドとローカルが協調・連動して作業する環境が生まれると予想する。

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 注目キーワード 
「AIと人間のハイブリッド作業」
「クラウドとローカルのハイブリッド作業」

パロアルトインサイト CEO/AIビジネスデザイナー
石角 友愛氏

 2019年、私がAIビジネスで注目しているキーワードは、2つの「ハイブリッド作業」です。1つ目は「AIと人間のハイブリッド作業」、2つ目は「クラウドとローカルのハイブリッド作業」です。

 AIと人間のハイブリッド作業とは、AIが得意な分野(処理する、予測するなど)と人間が得意な分野(指揮を執る、総合的な判断を下すなど)を組み合わせた作業を意味します。例えば、AIが出力した結果を人間が分かりやすく他者に説明して購入を促す作業などが含まれます。金融商品のレコメンド自体はAIモデルが出力したとしても、それを顧客に伝え、納得させる作業は専門家が行うというイメージです。