ビルメンテナンス事業を展開するビルワークは、ビルワークホールディングスを持株会社とするグループ会社体制に移行した。これに伴い、企業のコンセプトやロゴを刷新。グループ社員全員が「合言葉にできるメッセージ」を改めて定義し、ブランディングを強化している。

海外のスタッフにも通用するメッセージを
海外のスタッフにも通用するメッセージを
ビルワークホールディングスのイメージビジュアル。合わせ鏡のように、右にも同じような画像があるビジュアルもあり、表舞台を映し出す鏡面を意味する。手書き文字は納庄社長が書いたもの

創業当時のぞうきんを忘れず

 仙台市に本社を構える同社だが、カバー範囲は日本全国に及び、カンボジアやベトナムなどのアジアにも乗り出している。今回、ホールディングスとして再編成するに当たり、海外にも通用する新しい企業姿勢を示したいと考えた。

 「当社の原点は、心地よい場をつくることにある。その象徴として創業当時に使っていたぞうきんを、今も本社に保管しているほどだ。ホールディングス化に際しては海外も含めたグループの関係者全員が合言葉にできるメッセージをつくりたかった」(ビルワークホールディングスの納庄国英社長)。

 納庄社長が依頼した相手は、東北大学大学院経済学研究科・地域イノベーションプロデューサー塾で特任准教授を務めていた、office ayumitoiroの関美織氏だった。納庄社長の考えを聞いた関氏はデザイン会社、それからデザインのクリエイティブディレクターを務める佐野彰彦社長、ツウィン・グラフィックスのアートディクレターである高橋務社長と組んでビルワークのブランディングプロジェクトを推進した。