求人や住まい、クルマ、旅行、美容ヘルスケアといった領域を中心にライフメディアプラットフォームを運営している、じげんの業績が絶好調だ。2018年3月期の売上高は36%増、営業利益は34%増だった。06年の創業以来11期連続での増収増益だ。その背景には、08年に社長に就任した平尾丈氏による業態転換というブレークスルーがある。これまでにないビジネスモデルを打ち立てたことがその後の快進撃につながった。その取り組みを2回に分けてお届けする。

11期連続増益の快進撃社長 「リーダーの決定は反対されて当然」(画像)
平尾丈(ひらお じょう)氏
じげん代表取締役 社長執行役員 CEO
1982年11月生まれの35歳。2001年学生起業。03年東京都学生起業家選手権優勝。05年慶應義塾大学環境情報学部卒。同年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。事業開発・経営企画・マーケティング・人事を経験後、ドリコムとリクルートグループのジョイントベンチャーである現じげんに出向。08年同社社長に就任。同年ライフメディアプラットフォーム事業を開始。10年じげんをMBO(マネジメント・バイアウト)。13年じげんを東証マザーズに上場。同年「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン2013」Challenging Sprit部門大賞受賞。18年じげんを東京証券取引所市場第一部に上場変更

 インターネットを舞台に高収益な事業を矢継ぎ早に立ち上げてきた、じげん社長の平尾氏はちょうど10年前にあるビジネスモデルを思いついた。このビジネスモデルがブレークスルーになり、じげんを高収益・急成長企業に押し上げた原動力になった。