※日経トレンディ 2018年11月号の記事を再構成

東京の新行列グルメを読み解く特集の第2回は日本橋高島屋。1933年に建設され、百貨店として初めて国の重要文化財に指定された本館の横に2018年9月25日、新館という名のショッピングセンターが誕生した。地下1階から地上7階まで全115店。重厚な高島屋のイメージを変える仕掛けに満ちている。

百貨店が「朝型」に大変貌 日本橋高島屋の新館は7時半から営業(画像)

 大きな挑戦は、朝型にかじを切った点だ。「プロムナード(通り道)」と名付けた1階は、出勤前の利用を想定し、10店舗が平日は朝7時30分から営業する。なかでも注目は、東京・代々木八幡の人気ベーカリー「365日」が手掛ける「365日と日本橋」。正面エントランスを入って真正面、まさに新館の顔というべき場所にあり、「高島屋が食通に人気の独立系ベーカリーを誘致したところに挑戦を感じる」(フードジャーナリストの里井真由美氏)。4階の女性専用ヨガスタジオ、5階の「スターバックスコーヒー」も7時30分から営業。上層階にも朝の動線を確保した。