「飲み会」を面白くするツールで飲み会文化を活性化し、ビール市場を盛り上げたい──そんな思いでヤッホーブルーイングが開発した「先輩風壱号」。これは、飲み会の席で煩わしく思われがちな“先輩風”を、AI解析によって見える化するマシンだ。

「先輩風壱号」は先輩風を見える化する。自慢話、武勇伝、お説教など、先輩風を吹かせたことをしゃべると、それが実際の風として吹いてくる
「先輩風壱号」は先輩風を見える化する。自慢話、武勇伝、お説教など、先輩風を吹かせたことをしゃべると、それが実際の風として吹いてくる

飲み会文化を活性化するAIツール、“先輩風”を見える化

 先輩風壱号は席に座った人の発言をモニタリングして分析する。自慢話、武勇伝、お説教といった先輩風を吹かせたことをしゃべっていると、ファンが回り始め、先輩風が目に見える。これによって、先輩社員に「あれ、俺って今、吹かせちゃってる?」という気づきを促す。

 通常の飲み会では、誰かが先輩風を吹かせ始めても、後輩には止めにくい。ひたすら聞き役に回ってしまいがち。先輩風壱号が加わることで、風が吹いたことをきっかけに力が抜け、フラットで楽しい会話が楽しめるようになるという。

 会社関係の飲み会というと「仕事の話ばかりでつまらない」「若い人に敬遠されがち」と何かとネガティブなイメージがつきまとう。そこで同社は実際に何が問題なのかを明らかにするために、ビジネスパーソン800人を対象にした「上司と部下の飲み会実態調査」を実施。その結果、「飲み会では上司が部下の1.7倍も話している」「部下の6割以上が、上司の武勇伝を聞かされた」ことをネガティブに感じる一方、「上司と『対等に話せる』飲み会は楽しい」と思っている部下が71.0%もいることが分かったという。

先輩風キーワードが約2000語登録されており、発言中にそうした単語が多いほど先輩風を強く吹かせていると判断される
先輩風キーワードが約2000語登録されており、発言中にそうした単語が多いほど先輩風を強く吹かせていると判断される
単語だけでなく、会話内容や感情を分析してポイント化して加算する。ポイントが高いほど実際の風も強くなる
単語だけでなく、会話内容や感情を分析してポイント化して加算する。ポイントが高いほど実際の風も強くなる
先輩風壱号は8月3~17日まで「YONA YONA BEER WORKS 赤坂店」にて初公開し、9月3日以降は「同 吉祥寺店」で体験できる
先輩風壱号は8月3~17日まで「YONA YONA BEER WORKS 赤坂店」にて初公開し、9月3日以降は「同 吉祥寺店」で体験できる