←第4回 人気絶頂「イケメン3兄弟の洋菓子店」突如閉店 失敗の教訓

7年で国内53店舗・海外13店舗を出店し、売り上げは50億円を超える「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」。その成功の裏には、行列のできるスイーツ店を人気絶頂のまま閉店するという“大きな失敗”があった(詳細は前編参照)。その失敗から、嵜本(さきもと)将光社長はあえてレッドオーシャン市場であるチーズケーキに狙いを定め、チーズタルト1本に絞った新業態の立ち上げを決断する。

レッドオーシャンのオンリーワンを狙え

 PABLOを立ち上げるに当たって、嵜本社長は大きな決断をする。パティスリーブラザーズ時代の多品種とは真逆の、チーズタルトのみを展開する専門店への転換だ。その狙いは、パティスリーブラザーズ閉店の原因となった生産効率を高めることだった。