←第4回 佐藤可士和氏、最小限で最高の効果を出す経営戦略をデザインする

経済産業省・特許庁による「デザイン経営」宣言。日本企業の競争力強化にデザインを活用せよという提言だが、大きな役割を果たすべきクリエイターはこれをどのように受け止めるのか。

寺田尚樹(てらだ・なおき)氏
インターオフィス 社長
建築家・デザイナー。1967年生まれ。89年明治大学工学部建築学科卒業。同年シドニーの設計事務所に就職。92年英国建築家協会建築学校(AAスクール)入学。94年修了。帰国後は建築設計、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、サインデザインなど多岐に活動。近年はブランドのプロデュースやディレクションを多く手がける。2014年よりインターオフィス取締役、17年より同社社長、ノルジャパン上級副社長を兼任

「互いの企業文化や歴史を理解し、良い信頼関係を築くためのランゲージがデザイン」

──建築家でデザイナーであると同時に、欧州の家具を輸入するインターオフィスの社長である寺田さんは、すでに「デザイン経営」を実践しているように思われます。デザインと経営に共通する部分を感じることはありますか。