日経クロストレンドは、2018年10月から12月にかけて3カ月連続で検索者数が増加しているキーワードを抽出し、平均上昇率のランキングを算出した。通常のフルハイビジョンテレビより画質が4倍高い「4K」、次世代の携帯電話などで使われる通信規格「5G」(第5世代移動通信システム)の検索者数が伸びた。

 分析に当たっては、インターネット行動データ分析サービスを提供するヴァリューズ(東京・港)からデータ提供を受けた。同社は、国内25万人規模のユーザーパネルを保有し、Web利用動向データを基にネット行動分析サービスを提供している。

 検索者数が増えているワードを抽出するに当たり、例えば「年賀状」「箱根駅伝」など前年も同時期に同様に伸びている季節性の高いワードや、最終回に向けて検索数が増えやすいテレビドラマなどエンターテインメント関連のワードは排除した。

 編集部が注目したのが、「4K」と「5G」だ。56位に「4Kチューナー内蔵テレビ」(月平均上昇率60%)、123位に「4K 放送」(同32%)がランクイン。5Gも83位(同46%)に入る伸びをみせた。

「4K」の検索者数は1年で3.2倍増、「5G」は同3.8倍増
「4K」の検索者数は1年で3.2倍増、「5G」は同3.8倍増

 上図は、18年1月から12月までの「4K」および「5G」の検索者数の推移をグラフ化したものだ。18年1月の「5G」単体の検索者数を100として、その伸びを示している。「4K」単体の検索者数は3.2倍増、「5G」単体は同3.8倍増と、2018年年間を通じて大幅に増えた。

 4Kおよび5Gの検索者は何を調べていたのか? 4K検索からのランディングページ上位は、1位がオンライン百科事典「ウィキペディア」の「4K解像度」。2位が価格比較サイト「価格.com」の「4K 薄型テレビ」解説ページ。3位は総務省の「よくある質問」ページにある「新4K8K衛星放送対応の受信機」だった。

4Kおよび5G検索から遷移したページ
4Kおよび5G検索から遷移したページ

 一方、5G検索からのランディングページ上位は、1位にNTTドコモ、4位にau、5位に日立システムズネットワークスの5G解説ページが入った。早くから分かりやすい解説ページを設置していた企業は、キーワード検索時の表示順位が上昇し、さらにクリックされやすくなる。それは購入・導入のきっかけにもなり得るため、新規格が登場する際には、その規格名や「(規格名)とは」で検索してくる人のニーズに応えるページを用意しておきたい。

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