9月以降は2カ月続けてLINE Pay超え

 下図は、d払いと、スマホ決済サービスの競合である「LINE Pay」「楽天ペイ」の検索者数推移を、17年11月のd払いを100としてグラフ化したものだ(※d払い検索者数には、旧称の検索者数を含む)。過去1年で、d払いの検索者数が他2サービスと比べて伸びていることが分かる。9月以降は2カ月続けて、LINE Payを超える位置を確保した。

「d払い」について調べるユーザーがじわじわ増加
「d払い」について調べるユーザーがじわじわ増加

 d払い検索者数は、新サービスのアナウンスがあった1月、新サービス開始の4月に向けて急増し、一旦落ち着いたものの、9月から10月にかけてサービス開始時期を上回る伸びをみせた。

 4月のサービス開始当初は、利用可能な実店舗がツルハドラッグやタワーレコードの一部店舗、高島屋の一部店舗など限られていたが、9月11日から全国1万4000店超のローソンでの取り扱いが始まり、がぜん利用価値が高まった。同日から10月末まで、d払い対応の実店舗での購入額に応じて通常の10倍のdポイント進呈キャンペーンを展開したこともあって、注目度が高まったと考えられる。

 その後も、11月27日からドラッグストアのウエルシアグループ約1800店に続いて、12月4日から全国のファミリーマート約1万7000店でも利用可能になり、同日から1週間、通常の20倍のdポイントを進呈するキャンペーンを実施するなど、認知向上と利用者獲得に余念がない。ただしこの12月は、ヤフーとソフトバンクの共同決済サービス「PayPay(ペイペイ)」の100億円還元キャンペーンに食われてしまった感はある。

 ドコモとしては、18年夏シーズンからAndroid端末全機種に「d払い」アプリをプリインストールしてダウンロードの手間を省いたことで、利用者が増えることを期待している。PayPayの100億円キャンペーンの嵐が過ぎ去った後、本当の戦いが始まりそうだ。

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