次はSiriの進化でUI革命を

 OSが新たにiOS12になったことで、起動中のアプリを一覧できるようにする(Appスイッチャーを開く)操作など、やりにくい部分もあります。マルチタスク(Slide Over)、マルチウィンドウ(Split View)の表示・操作も覚えるまでは煩雑です。ただ、これは慣れの問題でしょう。それよりも、マルチタスク機能にもっと多くのアプリが対応してくれたら、利便性がさらに上がるだろうという期待のほうが大きいです。

 ちなみに、Apple Pencilは、今のところあまり使っていません。ペン型の入力装置をキーボードなどと併用すると、操作の合間にペンを持つ/放すというアクションがどうしても加わるので、指より“遅い”感覚になりがち。直感的にスイスイ進めたいとき、シームレスとは言えないんですよね。余談ですが、スティーブ(・ジョブズ)もタッチペンは嫌いでした。iPodやiPhoneで指先での操作にこだわったのはそれが理由です。

 僕としては、タッチペンより音声入力UIの改善に力を入れてもらいたいですね。音声アシスタントの「Siri」はまだまだ未熟で、使おうとするとストレスが溜まってしまう。現状まったく使っていませんし、MacBook ProやiPhoneでたまに誤って立ち上がってくるのが正直わずらわしいぐらいです。今後、音声認識の精度が上がってSiri自体ももっと賢くなれば、iPadと会話するように入力できて、この上なく快適だろうと思います。

キーボードとタッチパネルをシームレスに操作できることが重要
キーボードとタッチパネルをシームレスに操作できることが重要