1997年、東京大学在学中に求人情報サイトを立ち上げ、2004年に開始した「mixi」で日本にSNSを根づかせたミクシィ創業者の笠原健治氏(1975年12月6日生まれ)。08年米フェイスブックが日本市場に参入した際には、国内最大のSNSとして迎え撃つ立場だった。激変の10年間をどう過ごしたのか、13年にミクシィ社長を退任した笠原氏の心の奥底を津田大介が掘り下げる。

ミクシィ創業者で取締役会長執行役員の笠原健治氏
ミクシィ創業者で取締役会長執行役員の笠原健治氏

津田 ズバリお伺いします。笠原さんは今、ミクシィの取締役会長執行役員として何をされているのですか。外からはそれが見えにくくて……。

笠原 主に新規事業を立ち上げています。1つはすでにかたちになっていて、「家族アルバム みてね」というサービスとして15年にスタートしました。この1年くらいは別の事業の準備も進めていて、今はこの2つの事業に時間を割いています。

2011年に状況を打開しなければ……