今春、CM好感度1位を獲得したエステー・ムシューダのCM「そこにいる編」。企画を担ったのは、入社3年目の電通CMプランナー・青木美菜代氏だ。24歳の若手プランナーがCM企画を任され、ヒットを飛ばすことは極めてまれな事例。青木氏はいったいどんな人物なのか。またエステーが一貫して1つの「チーム」での制作にこだわるのはなぜか。

エステーのムシューダ「そこにいる」篇
エステーのムシューダ「そこにいる」篇

クリエーターファイル4「青木美菜代」

エステー、タブーなき若手クリエーターのアイデアが人気CMを生む(画像)

 青木美菜代氏は、1993年生まれ。子どもの頃からCM好きで、大学時代には日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」に応募。見事、金賞の「CMゴールド」を受賞し、脚光を浴びたこともある。

 「私は中学生の頃から、エステーさんのCMが大好きだったんです。特に印象に残っているのは、『お花畑で社名変更編』。何で新社名をわざわざCMで伝えるのか、なぜお花畑で踊っているのか、意味がわからない(笑)。そういうCMをiPodに入れては、つらい時に見て、がんばろうと思ってきました。バカバカしいから、『ほかのことは、もうどうでもいいや』みたいに思えるんです(笑)。