「出てきなさい!そこにいるんでしょう?」と防虫剤を掲げると、タンスの引き出しから全身タイツの「虫」たちが次から次に…。CM好感度1位(5月前期作品別調査/CM総合研究所調べ)を獲得したエステー・ムシューダのCM「そこにいる編」だ。前編では、新人プランナーの起用や、「あえて力を抜いた」というCM表現などヒットの要因を探った。中編では、このCMを生み出したクリエイティブチームにフォーカスをあてる。

ムシューダ「そこにいる」篇

クリエーターファイル1「鹿毛康司」

エステー 執行役 エグゼクティブ・クリエーティブディレクター鹿毛康司氏

 西川貴教やミゲル君を起用した「消臭力」、元モーニング娘。の高橋愛と田中れいなを起用した「脱臭炭」や「米唐番」、カッパたちが見事なラップで商品訴求する「ドライペット」…。独自のトーンを持つエステーCMのクリエイティブを統括している人物が、同社執行役でエグゼクティブクリエティブディレクターの鹿毛康司氏だ。

第7回
エステー、「力を入れない」ことに力を入れて7年ぶり好感度1位
第9回
エステー、タブーなき若手クリエーターのアイデアが人気CMを生む