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※日経トレンディ 2018年7月号の記事を再構成

2018年の上半期ヒット商品を紹介しつつ、下半期のブレイク商品候補を紹介する特集の「ホテル」編。激増するインバウンドを背景に近年は個性派ホテルが急増するなか、ヒットするホテルには共通する点があった。

 上半期にヒットしたホテルの共通項は、ロビー、ラウンジ、レストランなどの共用部分の充実だ。インバウンドが増え、世界中の人が集まる今、多様な人々との交流を目的にする新たなスタイルがSNS世代を中心に好まれているのだ。

 東京・渋谷に2018年3月に開業した「ザミレニアルズ渋谷」は、カプセルホテルにもかかわらず共用部分が20%を占める。ラウンジやコワーキングスペース、男女混合フロアを設置することで、客同士が交流する場を提供する。開業以来客足が絶えず、「京都で開業した1号店よりさらに稼働率が良い」(運営するグローバルエージェンツ)という。異文化交流を求める若者とインバウンド客の両方が集まる相乗効果がヒットの要因の一つだ。