※日経トレンディ 2018年7月号の記事を再構成

無料で遊べるものが数あるなか、“人のために”どんどんお金を投じてしまう驚きのサービスがある。仮想空間で誰でもライブ配信できる「SHOWROOM」だ。2013年にDeNA内のスタートアップとして始動し、15年に分社化。今ではアプリの累計ダウンロード数が320万を超え、利用登録者は160万人に迫る勢い。配信登録者も18万人を突破している。

 SHOWROOMを視聴するにはまず、演者が生配信をしている仮想の部屋を訪れる。すると、視聴者のアバターがずらりと並び、リアルな会場にいるかのような一体感に。コメントに加え、無料や有料の「ギフト」を“投げ銭”してさらに応援の意思を伝えられ、演者からの反応も返ってくる。しかも、応援度合いが可視化されるのでつい応援したくなる。ギフトの一部は演者に分配される仕組み。月に500万円以上のギフトを集める人もいるほどだ。「若い世代は他者を応援したいという意識が強く、投げ銭に抵抗感が少ない」(ニールセン デジタル)ことも広がった背景にある。

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