※日経トレンディ2018年7月号の記事を再構成

2017年10月からネスレ日本が本格展開を始めた、栄養素入りの抹茶やミルクのカプセルの定期購入サービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」。簡単な質問に答えるだけで自分に足りない栄養素が分かる仕組みを整え、僅か8カ月で累計9万会員を突破している。個々人に合わせて提案をカスタマイズする健康プラットフォームへの発展を狙うネスレ日本が、次に仕掛けるのは、食事診断や血液検査などの“無料化”だ。

津田匡保氏
Eコマース本部
ダイレクト&デジタル推進事業部 部長

2002年、ネスレ日本に入社。営業などを経て、12年に「ネスカフェ アンバサダー」を立ち上げ。現在はネスレ通販の運営や「ウェルネス アンバサダー」などの新規事業を担当

 専用カプセルなどの定期購入を条件に、1杯抽出型のコーヒーマシンを職場などに無料で貸し出す「ネスカフェ アンバサダー」。2012年のサービス開始から、18年3月までで累計40万会員を突破しており、「マーケティング巧者」として知られるネスレ日本を代表する成功モデルとなった。

 この定期購入サービスをベースに、健康軸を新たに打ち出したのが、「ネスレ ウェルネス アンバサダー」だ。ビタミンやミネラル、コラーゲンなどがそれぞれ入った抹茶やミルクの専用カプセルを定期購入することで、「ネスカフェ ドルチェ グスト」が無料で使える仕組み。17年10月からファンケルとの共同プロジェクトとして本格展開を始めると、こちらは一般家庭も対象とあって、僅か8カ月で累計9万会員を集める好スタートを切った。

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