“無名”だった街の印刷所のアナログ技術と商品が、SNSというデジタルの力で一気に拡散──。今年を代表する地方発ヒットの一つが、“おじいちゃんのノート”として知られる「水平開き 方眼ノート」(中村印刷所)だ。一般的なノートはページを開くと、折り目の中心部が膨らんでしまう。これを防ぐ技術で特許を取得し、どのページを開いても完全に水平になるようにした。中心部が膨らまないので見開き1ページとして使えるうえ、コピーの際に真ん中が黒く写りにくいのも利点だ。