デジタルインテリジェンス代表取締役の横山隆治氏が、日本企業にとって待ったなしの課題になっている「デジタルトランスフォーメーション」にまつわる課題について、直言する連載の第2回。今回は欧米の、しかも特にトラディショナルな企業のデジタル・トランスフォーメーション(デジタル変革)の事例を見ていくことにしよう。ウォルマートがシリコンバレーに「ウォルマート・ラボ」というインハウス・マーケティング・ラボを設立していることは有名だ。前回も書いたが、インハウス・マーケティング・ラボとは、消費者のデータの分析などをDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)というツールを活用することで事業横断的に実行する組織のことである。ウォルマートのラボがテクノロジー企業を買収し、成長を遂げていることで注目されている。