月に一度、数十人の大学生が集う秘密の会合が、東京・赤坂で開かれている。若者研究の第一人者として知られる博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー、原田曜平氏が主催するプレゼン大会だ。参加する大学生は、各々の身の回りで流行っている、もしくはこれからトレンドになりそうな「モノ」や「コト」を収集。それを発表し、意見交換をする。今回は2月28日のプレゼンをもとにした第2弾。日韓の若者に人気を博す謎のウサギキャラと、マンホール愛好家垂涎のアプリという2つの最新ヒットを紹介する。

熊本発の新キャラ「すこぶる動くウサギ」。今年2月に東京で開催されたギフトショーにブースを出展して話題に(写真提供:DK)

日韓の若者に人気爆発の熊本発ウサギキャラ

シンプルかつシュールな表情が愛くるしいと若者に人気の「すこぶる動くウサギ」(写真提供:DK)

 「すこぶる動くウサギ」は、SNSアプリの動くスタンプやぬいぐるみなどのグッズが、今、日本の若い女性の間で絶大な人気となっているキャラクターだ。目は点、口は三角で描かれるシンプルで温和な見た目でありながら、SNSアプリのスタンプでダンスを踊るなど“激しく動く”ギャップが10~20代の心を捉えている。

 作者は、熊本市でアニメコンテンツ制作を手掛ける企業、DKの社員、ねも太郎氏だ。2016年にSNSアプリで動くスタンプが販売できるようになり、同社に所属するねも太郎氏を含むイラストレーター10人が、それぞれ独自のキャラクターを使った動くスタンプを考案。最終的に全部で100種のキャラをスタンプ化したが、そのなかで唯一爆発的に売れて大当たりしたのが、このすこぶる動くウサギだった。