10~20代の若者の実態にとことん迫り、若者と社会のよりよい関係構築を目指す電通若者研究部(電通ワカモン)が最近の若者の実態から世の中の今後の潮流を探ります。

 みなさん「地味飯」ってご存じでしょうか。昨年末あたりから「インスタ映えの次の流れでは?」と注目されているキーワードの一つです。インスタグラムでの「#地味飯」の投稿数は、2018年5月現在で1万3000件を超えています。

 我々、電通若者研究部(以下、ワカモン)が普段接している大学生の中にも、地味飯と似た類いの言葉である「渋めし」のブームが来そうだと語るメンバーがいました。

 その大学生が言うには、「今まで、おしゃれなカフェやレストランに行っていたインスタ女子が、喫茶店や古い居酒屋に行くようになった。インスタグラムにも渋めしなどの地味な写真を載せている」とのことです。

 地味飯や渋めしとは、見た目が落ち着いた色合いのご飯のこと。たいていは見た目だけでなく味や栄養の質の高いものを指した「地味な料理」「渋い料理」を表しています(渋谷のご飯ではありません)。インスタグラムに関しては、「インスタ萎(な)え」(後ほど触れます)といわれる言葉も話題になっており、インスタグラムの使われ方がどう変化していくのかが注目されています。今回は若者にとってのインスタグラム、ひいてはインスタ映えが、現状どうなっているのかを筆者なりに考察しました。

従来のインスタ映え(左)渋めし・喫茶店(右)