←第1回 「ディープラーニングはコモディティー」 リクルートAI活用実践法

リクルートグループにおけるAI(人工知能)活用事例から実用に資するAIを開発する方法を探る特集の第2回。リクルートマーケティングパートナーズは、同社が展開しているオンライン学習サービス「スタディサプリ」の動画検索を、リクルートテクノロジーズと共同で開発した。生徒は復習の際、もう一度見たい講義動画を検索して再生できる。

スタディサプリの動画検索サービスの画面イメージ
検索したいキーワードを入力すると、検索キーワードの登場回数が多い順に一覧化してくれる。その中から、見たい動画を選択し、聞きたいところから再生できるので、復習する際に便利だ

 2017年度に累計有料会員数が64万人を突破したオンライン学習サービスがある。リクルートグループで教育事業を手掛けるリクルートマーケティングパートナーズの「スタディサプリ」だ。小学校4年生から大学受験生までを対象にカリスマ講師の授業映像を配信し、月額980円(税別)を支払えば、約4万本(各約15分)の動画コンテンツや学習ドリルを何度も利用できる。

 スタディサプリは、経済的な理由で月額数万円の学習塾の授業料が支払えない生徒や近くに通える学習塾がない生徒にとっての不満や不便といった「不」を解消するサービスとして急成長している。15年度の累計有料会員数が25万人なので、2年間で約2.5倍に増えたことになる。全国にある高校の約2割に相当する1000校弱で、学校の授業や予習・復習などに使われている。